リフォーム会社の業績アップは「会議」の改善から【リフォーム業務 カイゼン塾】

中小・零細リフォーム事業者のリアルな悩みを解決する新連載がスタート。著者はリフォーム業界に30年以上関わり、現在は事業者の経営サポートを手掛ける業務支援株式会社（東京都国分寺市）の代表、石原直之氏。支援の現場で目の当たりにした事業者の経営や業務の課題と解決方法を解説する。

そろわない、目的曖昧、課題多く

業務支援　代表　石原直之氏

1989年に新卒でホームイング（現ミサワリフォーム）に入社。1992年にホームテック（東京都多摩市）創立に参加。取締役として営業、マーケティング、新規事業部門長を歴任。2020年より中小リフォーム会社の経営者の業務をサポートする業務支援株式会社を設立し、現在にいたる。日本住宅リフォーム産業協会（ジェルコ）の理事、広報渉外委員長も務める。

定期開催が原則

皆さん初めまして。業務支援の石原直之と申します。私の経歴は平成元年に新卒でホームイング（現ミサワリフォーム）に入社し、その後ホームテック（東京都多摩市、売上約55億円）の創業に参加し、約30年間、この業界でお世話になりました。一昨年、独立し現在は売上5億円を超えたいと考える会社の支援をしています。これまでの経験を生かし、皆さんのお困り事の解決のヒントをお伝えできればと思います。

さて第1回はリフォーム会社の「会議」についてです。何かを決めたり、進捗を確認したりする会議は重要です。支援先ではどの会社でも会議を行っているわけですが、実は「残念な会議」も多々あります。ダメな会議を改善するだけで業績アップにつながると考えています。