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白黒チラシでも反響率461分の1 ~チラシづくりのコツ~

リフォームワン 山崎昇社長
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チラシ大研究 年6回の市民会館イベントのチラシで平均500分の1の高反響を得ているのが、リフォームワン(長野県上田市)だ。1月31日、2月1日に上田市で行ったイベントの反響率は白黒にもかかわらず、461分の1。高反響の3つのポイントは「イベントのボリューム感」、「対応力のPR」、「100セット提供するこけ玉教室」だ。

表面リフォームワンのチラシ(表)
裏面リフォームワンのチラシ(裏)

Point.1 協賛26メーカーのボリューム感

 チラシの表面でイベントのボリューム感を打ち出している。表現する箇所は実に4カ所。左下の協賛メーカー一覧、左上の「国内有名メーカー勢ぞろい」、ごあいさつの「国内有名メーカー26社の協賛」、右端の「長野県最大」だ。

 「ここに来れば何かしらのリフォームの相談ができそうという期待感を持たせることが狙い」(山崎昇社長)

 会場は地元の市民会館。100坪にキッチン4台、バス2台、トイレ2台のほか、屋根・外壁、外構、フローリング、サッシ、太陽光などを所狭しと展示する。そのため、チラシの期待感に応える内容となっている。

 また、裏面には実際に展示する各メーカーの商品を画像付きで掲載している。そうすることで、様々な部位のリフォームを考える顧客に来場を促している。

Point.2 20を超えるニーズへの対応

 チラシでは、顧客の幅広いニーズに対応できる自社の強みをPRしている。たとえば、表面の左手には「こんな方是非いらしてください」と20項目を挙げる。また、リフォームだけでなく、新築やインスペクションへの対応も掲げる。

 さらに、イベントの中で、「お見積鑑定所」という無料の概算見積もりコーナーを設置。早く予算を知りたいという来場者に、その場のヒアリングでおおよそのリフォーム予算を提示している。

 「今回は35組に利用していただきました。現調の前段階でどれくらい予算が必要か知りたいという方は多いです。相談とともに行うことでアポイントにつながる率も上がりますし、後日の電話相談も頂けます」(同社長)

Point.3 100セット提供する「こけ玉教室」

 顧客の滞留時間を延ばす企画として、イベントで定番化しているのが無料の「こけ玉教室」だ。当然チラシでも打ち出している。「リフォームワンといえばこけ玉教室と言われるほど定着している企画です」(同社長)

 10年前から行う市民会館でのイベント開催では、ミニ畳作り教室とともに必ず行っている。毎回100セット用意しているが、全数提供できている。

 「リフォームの相談や検討の合間に行ってもらう癒しの場になっています。自社の職人が対応しており、手作りしながらリフォームの相談に答えています」(同社長)

リフォームワン 山崎昇社長「10年変えずに継続」

 チラシは今のスタイルで10年も続けています。変えないことが、認知度の拡大につながると考えるからです。来場者の8割が新規の方。来場者に対する現調獲得数は2割程度ですが、継続することで高めていければと考えています。

 いまだに「いつからこのイベントやってるの」、「初めてこのチラシを見た」と話される方もいるので、まだまだ認知度を高める余地はあります。

≪会社概要≫
社名 * リフォームワン / 所在地 * 長野県上田市 / 代表者 * 山崎 昇
前期リフォーム売上高 * 5億1000万円 / 年間工事件数 * 約900件 

≪チラシ概要≫
配布日 * 1月30日 / 配布枚数 * 5万4000枚
配布方法 * 新聞折り込み / 来場組数 * 117組 / チラシ反響率 * 461分の1
概算見積もり件数 * 35件 / イベント売り上げ見込み * 2550万円
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