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《リフォーム市場 景況感調査》 前月と比べ「悪い」56%

リフォーム産業新聞
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リフォーム市場景況感調査 ≪2014年12月リフォーム実績≫

リフォーム市場景況感調査 ≪2015年12月リフォーム実績≫

 12月の景況感は、横ばい気味だった11月に比べて下降傾向となった。引き合い件数は、前月と比べて「悪かった」(「とても悪かった」「悪かった」の合算)との回答が64%に達し、先月調査より29ポイント増。「良かった」(「とても良かった」「良かった」の合算)は8%にとどまり、同19ポイント減だった。

  1. 引き合い件数は、前年同月比でも「悪かった」(50%)が「良かった」(17%)を上回ったが、前月比ほどの差ではなかった。
  2. 受注件数は、「悪かった」との回答が前月比で56%。前年同月比でも55%と近似した。
  3. 売り上げは、前月と比べて「悪かった」が55%で、先月調査より26ポイント増。「良かった」は25%で、同1ポイント増だった。
  4. 単価は、前月と比べ「悪かった」(48%)に「普通(変わらず)」が42%で続く。前年同月比では、「普通」が最多の47%を占めた。
  5. 6.利益面はいずれも、前月と比べ「悪かった」が52%と過半数だが、「良かった」との回答も20%あった。前年同月比では、「悪かった」がいずれも43%だった。
【調査概要】リフォーム会社36社にアンケート調査(期間1月7日~1月13日)

≪リフォーム会社の声≫

「パッケージ提案で6月以降は復調」

リビングサーラ 藤野貴康 営業部長(愛知県豊橋市)

 12月は前月と比べ、引き合い数や単価は変わらなかったものの、受注件数、売り上げ、粗利益、利益が伸び、好調を維持しました。前年同月比でも、引き合い数以外は伸びています。

 市場環境自体は、厳しい状況が続いていくとは思います。ただ当社は3カ年計画に向け新たな体制づくりを行っており、今期は社員も10人ぐらい増員の予定です。ガス事業を中核とするグループ内で連携した案件は、昨年はだいぶパッケージ提案を強化しました。

 4月の増税以降はさすがに厳しかったですが、6月以降からは提案が徐々に功を奏したためか、復調してきました。加えて売り上げに大型案件が占める割合が高まり、全体としては拡大できています。大型案件は増税前・増税後に関係なく、少なくとも2013年以降からは事業拡大に貢献している印象ですが、昨年秋にライフスタイルにつながるコンセプトでまとめた提案を発表し、相談会も行いました。好評でしたので、今後はパッケージ提案とあわせてこちらも強化していきます。

≪その他のリフォーム会社の声≫
  • 地方では、景気は冷え込んでいます(京都・リフォーム)
  • 大雪のため、受注・完成とも振るわず(新潟・リフォーム)
  • 11月から雪・雨が多かったことも影響した。不動産会社、家電会社との融合を図る(石川・リフォーム)
  • 12月度が先月よりマイナスなのは、稼働日数の少なさ・季節要因もあるが、今後景況感の戻りを期待するのは難しい(栃木・リフォーム)
  • 情報・引き合い件数が減少。予算が厳しくなった(山口・リフォーム)
  • トリプルガラスサッシの採用や、リクシルココエコの提案などに力を入れている(山形・リフォーム)
  • リフォームに関する、技術・知識の向上に取り組んでいる(京都・リフォーム)
  • すべて自社職人で工事するので安心感があり、喜ばれている(千葉・リフォーム)
  • 増税後の落ち込みもなく、順調と思われる(東京・リフォーム)
  • 消費増税後、受注減少が続いている(愛知・リフォーム)

この記事の関連キーワード : リビングサーラ 不動産 受注 増税 売上 家電 引き合い 景況感 消費税 相談会 粗利 職人

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