売上、対前年比「良い」7pt減

リフォーム市場景況感調査　≪2017年11月リフォーム実績≫

　11月の景況感は、好調だった前月と比べるとやや悪化した。売り上げの対前年比は、「良い」（「とても良かった」「良かった」の合算）が47％と半数に届かず、前回調査より7ポイント減少。一方、「悪い」（「とても悪かった」「悪かった」の合算）は29％で、前回より14ポイント増加した。

1. 引き合い件数は、前月比で「良い」が48％で（前回調査比2pt増）で、「悪い」は12％（同4pt減）。前年比では、「良い」59％（同16pt増）、「悪い」18％（同１pt減）。
2. 受注件数は、前月比で「良い」53％（前回調査比７pt増）、「悪い」12％（同４pt減）。前年比は「良い」52％（同6pt増）、「悪い」24％（同１pt増）。いずれも前回調査と大きな差はなかった。
3. 売り上げの前月比は、「良い」41％（前回調査比３pt増）に対して、「悪い」24％（同1pt増）だった。
4. 単価は、前月比で「良い」が23％（前回調査と同じ）となり、「悪い」は6％（同17pt減）にとどまった。最も多いのは「普通（変わらない）」で、7割以上を占める。前年比でも「普通」が最多で、6割弱。「良い」は29％（同13pt減）、「悪い」は12％（前回と同じ）だった。
5. 6.利益面は、前月比で「良い」が3～4割弱となり、前回調査での4割弱からやや後退。今回、「悪い」という回答は見られず（前回は約2割）、「普通」が6～7割を占めた。一方、前年比では「良い」が2～3割で、前回の約6割から半減。「悪い」は前回同様、1～2割弱だった。

【調査概要】 リフォーム会17社にアンケート調査 (期間12月7日～12月10日)