【景況感調査】売上の対前年比は「良い」と感じる人が逆転

リフォーム市場景況感調査　≪2018年4月リフォーム実績≫

　4月の景況感は、前月に引き続き上昇した。売り上げの対前年比は、「良い」（「とても良かった」「良かった」の合算）が46％で、前回調査より15ポイントの大幅増。一方、「悪い」（「とても悪かった」「悪かった」の合算）は23％で、前回調査より15ポイント減少。昨年12月以来、4カ月ぶりに「良い」が「悪い」を上回る結果となった。

1. 引き合い件数は、前月比で「良い」が50％（前回調査比12pt増）、「悪い」は8％（同8pt増）だった。前年比は「良い」58％（同4pt増）、「悪い」17％（同9pt増）。いずれも、「良い」が半数に達した。
2. 受注件数は、前月比で「良い」46％（前回調査比16pt増）、「悪い」15％（同7pt増）。前年比は「良い」46％（同8pt減）、「悪い」31％（同23pt増）だった。
3. 売り上げの前月比は、「良い」が46％（前回調査と同じ）と半数近く。「悪い」は23％（同23pt増）だった。
4. 単価は、前月比で「良い」が30％（前回調査比9pt減）、「悪い」15％（前回調査と同じ）。「普通（変わらない）」が過半数を占めた。前年比は「良い」46％（同15pt増）、「悪い」8％（同23pt減）だった。
5. 6.利益面は、前月比では「良い」が3～4割弱で、「悪い」の2割強より多い。「普通」の回答も4～5割弱と目立った。前年比では「良い」が6割強でもっとも多く、「悪い」は2割強だった。

【調査概要】 リフォーム会社13社にアンケート調査 (期間5月1日～14日)