売上、対前年比「悪い」が逆転

リフォーム市場景況感調査　≪2017年7月リフォーム実績≫

　7月の景況感は、低調ぎみだった前月、前々月よりさらに落ち込む結果となった。売り上げの対前年比は、「悪い」（「とても悪かった」「悪かった」の合算）が40％に達し、前回調査より13ポイントの増加。一方、「良い」（「とても良かった」「良かった」の合算）との回答は25％にとどまり、前回より11ポイント減少した。

1. 引き合い件数は、前月比で「悪い」40％（前回調査比29pt増）が「良い」30％（同12pt減）を10ポイント上回った。前年比でも、「悪い」35％（同９pt増）が「良い」25％（同4pt増）に10ポイント差をつけた。
2. 受注件数は、前月比で「悪い」が45％（前回調査比29pt増）に達し、「良い」20％（同22pt減）の２倍以上となった。前年比でも、「悪い」30％（同４pt増）が「良い」20％（同1pt減）を上回った。
3. 売り上げは、前月比で「悪い」が65％（前回調査比44pt増）と、回答者の3分の2近くを占めた。一方、「良い」は10％（同27pt減）にまで落ち込んだ。
4. 単価は、前月比で「悪い」35％（前回調査比9pt増）、「良い」20％（同4pt増）となった。前年比でも、「悪い」25％（同4pt増）が「良い」20％（同6pt減）を上回った。それぞれ、「普通（変わらない）」との回答も半数程度を占めた。
5. 6.利益面は、「良い」が1～2割で前回調査より半減。「悪い」は2～4割。「普通」が半数以上を占めた。

【調査概要】 リフォーム会社19社にアンケート調査 (期間8月4日～8月9日)