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《リフォーム市場 景況感調査》 売上、前月より「良い」63%、17pt増

リフォーム産業新聞
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リフォーム市場景況感調査

リフォーム市場景況感調査 ≪2015年3月リフォーム実績≫

リフォーム市場景況感調査 ≪2015年3月リフォーム実績≫

 3月の景況感は、前月に引き続いて改善基調。引き合い件数は、前月より「良かった」(「とても良かった」「良かった」の合算)との回答が48%で、先月調査時より7ポイント増。「悪かった」(「とても悪かった」「悪かった」の合算)は37%で、同5ポイント増だった。

  1. 普通(変わらず)」と「良かった」は各18%。引き合い件数は、前年同月比では「悪かった」が57%と過半数、「良かった」が25%だった。
  2. 受注件数は、前月より「良い」が48%で、「悪かった」の22%を大きく引き離した。前年同月比では、「悪かった」が57%だった。
  3. 売り上げは、前月と比べて「良い」が63%で、先月調査より17ポイント増。前年同月比では、「良かった」36%、「悪かった」43%。それぞれ、先月調査より9ポイント増、12ポイント減となり、前年度との差が縮まってきた。
  4. 単価は、前月と比べ「変わらず」が52%を占め、「良かった」33%が「悪かった」15%を上回った。前年同月比では、「変わらず」が43%、「悪かった」35%が「良かった」22%を上回った。
  5. 6.利益面はいずれも、前月比では「良かった」が約半数、「変わらず」が1/3強。前年同月比では「悪かっ」
    という声が多かった。
【調査概要】リフォーム会社28社にアンケート調査(期間4月2日~4月11日)

≪リフォーム会社の声≫

「2世帯改修案件が増加」

みすゞ建設 宮下真一 社長(東京都武蔵野市)

 消費増税後、若干勢いが弱まりましたが、新築に比べて、リフォームはまだ強い印象があります。3月は2月に比べて、件数の増加もあり、売り上げは伸びました。具体的には、4月から新生活を迎えるため、引っ越しを検討されている方の案件。2世帯住宅にするための大型リフォームの依頼が複数寄せられました。

 当社の主力顧客は高齢者。最近は営繕、交換だけでなく、「1階だけで生活できるように改修したい」といった、提案の伴う案件が増えてきました。そのため、CADで完成イメージをビジュアル的に示す必要が出てきました。そこで、これまで新築だけを担当してきた設計スタッフがリフォームにも携わるようにしています。今や提案の前提条件になりつつあります。

 また、職人のマナーアップも図っています。これまでも航空会社の元客室乗務員を招いて研修を行うなどしてきました。今後も挨拶などの立ち居振る舞いを良くし、イメージアップを図っていきます。

≪その他のリフォーム会社の声≫
  • 季節の変わり目で動きだし、やっと一息(広島・リフォーム)
  • 先行きに上向き予兆が出始めている。引き合い数、受注高ともに、このところアップが続く(栃木・リフォーム)
  • 雪解けが早かったが、数値はほぼ前年並み(北海道・リフォーム)
  • 地方では人口減で全体に不景気。公務員の住宅投資に期待(京都・リフォーム)
  • 第4四半期(1~3月)は契約が増加。1月に行ったイベントの効果が大きい(奈良・リフォーム)
  • 10%増税の延期で、新築、リノベーションともに引き合いが増加(北海道・リフォーム)
  • 競合が増えているが、マイシーン、ウォークインホームなどでのプラン提出により受注が増えている(佐賀・リフォーム)
  • 4月期から全職種対象にカリキュラムを設け、社内資格を設定。顧客満足度のさらなる向上に励む(東京・リフォーム)
  • 平均単価アップのためにも、省エネ住宅ポイントを使ってお得なリフォームの提案を心掛けている(兵庫・リフォーム)
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