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【事例から読み解く繁盛の方程式】異常事態の中で何を売るか

オラクルひと・しくみ研究所 代表 博士(情報学) 小阪 裕司 氏
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事例から読み解く繁盛の方程式 vol.22
異常事態の中で何を売るか

 感性と行動を基準にしたワクワク系マーケティングによる「繁盛の方程式」。オラクルひと・しくみ研究所の小阪裕司氏に、身近な事例に隠された意図や本質を分かりやすく解説していただく。

緊急事態宣言の中で食品スーパーは...

 今、私が主宰しているワクワク系マーケティング実践会(このコラムでお伝えしている商売の理論と実践手法を実践する企業とビジネスパーソンの会)では、この新型コロナ情勢下におけるさまざまな取り組みや、起こっている出来事について、続々報告が集まっており、それぞれが実に示唆に富んでいる。そのなかのひとつをご紹介したい。北海道で食品スーパーを営む方からのものだ。

 2月末、北海道知事から「緊急事態宣言」が発令されたのはまだ記憶に新しい。外出を控えるようにとのことで、食品スーパーには人が集中した。彼曰く、このとき一般のスーパーは、特売のカップ麺・冷食・お米・飲料が売れに売れて、昨年対比130~150%となっているようだった。彼のお店仲間も、そこまでは行かなくても売れている様子。

 しかし彼の店は、これまでこだわり商品の充実に力を入れ、どこの店でも売っているような商品や価格訴求品の扱いを絞り込んでいた。つまり、必需に強い品ぞろえではない。それもあり、他のスーパーのような状況はなく、売り上げにはまったくと言っていいほど影響のない状況だった。

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