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《リフォーム市場 景況感調査》利益、前月と比べ「変わらず」58%

リフォーム産業新聞
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リフォーム市場景況感調査 ≪2014年11月リフォーム実績≫

《リフォーム市場 景況感調査》利益、前月と比べ「変わらず」58%

 11月の景況感は、お盆以降から続いていた消費回復傾向が一服。引き合い件数は、前月に比べ「良かった」(「とても良かった」「良かった」の合算)との回答は27%にとどまり、「悪かった」(「とても悪かった」「悪かった」)が35%と上回った。

(1)引き合い件数は、前年同月比では「悪かった」と「普通(変わらなかった)」が各38%。「良かった」は24%だった。

(2)受注件数も、前月より「悪かった」が38%で、「良かった」の24%を上回った。

(3)売り上げは、前月と比べ「変わらなかった」が47%を占めるものの、「悪かった」が29%で「良かった」の24%を上回った。前年同月比でも、「悪かった」(35%)が「良かった」(33%)をやや上回った。

(4)単価は、前月と比べ「変わらなかった」が62%。「良かった(上がった)」は20%で、「悪かった(下がった)」より2ポイント多い。前年同月比では逆に、「悪かった」が「良かった」より2ポイント多い。

(5)(6)利益面はいずれも、前月と比べ「普通」が50%を超えるが、「良かった」よりは「悪かった」と回答する割合が高い。前年同月比では、「悪かった」が40%以上を占めた。

【調査概要】リフォーム会社34社にアンケート調査(期間12月1日~12月9日)

≪リフォーム会社の声≫

「大型案件の復調に期待」

松元建設 松元正次社長(宮崎県都城市)

 11月は前月と比べて、引き合い数、受注件数、売上、単価、粗利益、利益と全て大きくは変わりませんでした。引き合い数、受注件数、売上、利益に関しては、前年同月と比べると良くなっています。

 4月の増税以降は、水まわりなど小規模修繕工事は落ちなかったものの、やはり駆け込み需要の反動で、リノベーションや新築などの大型案件の受注は7月まで全くない状態が続きました。復調したのは8月以降で、11月までにリノベーション2件と、新築4件が出ました。また消費税が10%になるかもしれないという話が多少影響したのかもしれません。

 毎週土曜に1万部位ずつリノベーションや200~300万円位のリフォームをメーンで紹介したチラシを配布。大型案件は引き続き力を入れていきます。リノベーションはOB客が少ないので、コンテスト受賞作品のPRなどを通じ認知度を高めていきたい。不動産事業の方も育ってきたので、中古リノベーションとのワンストップサービスを強化していきます。

≪その他のリフォーム会社の声≫
  • お盆より、下りぎみ(新潟・リフォーム)
  • 指標的には、上がっているものもあれば、下がっているものもある。比較的平易に推移していると見る(栃木・フォーム)
  • 引き合い件数は前年並みだが、本契約までのスパンが長くなっている(奈良・リフォーム)
  • 大型リフォームの受注に向けて営業に取り組んでいる(埼玉・リフォーム)
  • OB向けやOB紹介の提案活動に力を入れている。HPの更新数を増やし、つねに新しい情報を発信(山形・リフォーム)
  • 大型家電店等がリフォーム業に進出し、競争が厳しくなった。水まわりが苦戦。屋根、外装、エクステリアのPR注力(奈良・リフォーム)
  • 増税が先延ばしになってよかった。ほどほどの受注がよい(宮崎・リフォーム)
  • 電気水道、リフォーム、太陽光と住まい関係全般を扱っている。お客様はそれほど消費税を気にされていない(岡山・リフォーム)
  • ブレずに自社の実力を信じる(千葉・リフォーム)
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