~第55回~
"均一な品質"出し続ける技術 出会いから仕事の認識改まる
ユウマペイント(千葉県柏市)
佐々木拓朗 社長 |
小山塗装(岡山県倉敷市)
小山秀樹 社長
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《佐々木社長プロフィール》 昭和60年1月22日生まれ、千葉県柏市出身。卒業後、塗装会社に入社し職人として塗装を経験。その後、総合建設業にて営業職等を経て23歳で(株)ユウマペイントを起業。趣味は読書と食べ歩き、信条は「常在戦場」 |
《小山社長プロフィール》昭和35年12月11日生まれ、岡山県倉敷市出身。岡山理大付属高校を卒業後、22歳で個人創業、25歳で(有)小山塗装設立。その後アート・テック㈱、リフォームサポート塗夢を起業。趣味:ゴルフ、筋トレ。信条は「誠心誠意」 |
小山社長とは、4年くらい前に塗料メーカーの会を通じて知り合いました。その会の会長なのに、気さくに声をかけてくださったんですよ。「すごい勢いで業績を伸ばしているね」と。ところが、私のほうは単に「工事の先輩だな」程度の認識で...。この認識がいかに甘かったかは、出会いからほどなくして分かりました。
この業界にはおかしな風潮がありますね。元請けは偉い、下請けは偉くないみたいな。私も以前はそう思っていました。お客様の希望を直接叶えられるのは元請けだと。元請け化できない会社はダメな会社だと。
小山社長のところはハウスメーカーの下請けをずっとやってこられて、年商は約5億円。施工件数は年間で約1000件。その時に「え?でも考えたら1000件ってスゴくない?」と思ったのです。同じ年商ならば、元請けはせいぜい200~300件。100件で息切れする会社もあれば、「お客さんに半年待ってもらっている」なんて威張っているヤツも。かたや小山社長は"均一な品質"を年に1000件ものペースで出し続けているのです。
小山社長に「どうやっているのですか?」と聞いても、何だかニコニコしているだけ(笑)。面倒見の良いイイ親父だけど、思考がとても柔軟で、イイこととイイことを結び付ける天才です。小山社長に出会って考えが改まりましたね。いま「脱元請けプロジェクト」を社内外で推進しています。表面的には事業の安定化だけど、要は工事家としての筋トレです。最強の塗装工事家を目指します!
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