売上、対前年で「良かった」4割超

リフォーム市場景況感調査　≪2013年2月リフォーム実績≫

　リフォーム産業新聞では、2013年2月実績のリフォーム市場の景況感を調べるため、今月中旬、独自にアンケート調査を行った。対象はリフォーム会社36社で、「引き合い」「受注」「売り上げ」「単価」「粗利益」「利益」の６項目にわたり、前月比、前年同月比の感想を聞いた。

　1月に引き続き、2月もリフォームの閑散期に当たるため市場は伸び悩んだ。引き合い、受注、売り上げとも前年同月比で「良かった」（以下「とても良かった」「良かった」の合算）との回答が全体の半数に届かなかった。しかし、前月1月との比較では、引き合いで「良かった」が6割となったほか、売り上げでも5割を超えた。

1. 引き合い件数は、前年同月比で「良かった」が45％となり、前月の結果から３ポイントアップした。前月比は、前月の結果が28％とかなり低調だったため、今月は32ポイントの大幅増となった。
2. 受注件数は、前年比で「良かった」が39％、前月比でも43％と比較的好調だった。
3. 売り上げは前年比で「良かった」が4割超（前月は33％）となったものの、「悪かった」（以下「とても悪かった」「悪かった」の合算）も2割を超えた。

【調査概要】リフォーム会社36社にアンケート調査（期間3月11日～3月15日）