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3月駆け込み最大、売上「良い」67%に 《景況感調査》

リフォーム産業新聞
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リフォーム市場景況感調査 ≪2014年3月リフォーム実績≫

リフォーム市場景況感調査 ≪2014年3月リフォーム実績≫

3月の景況感は、消費税増税前の駆け込み需要が最高潮に達し、単価を除いて引き合い、受注、売り上げ、利益とすべての項目で前年より「良かった」(「とても良かった」「良かった」の合算)が全体の6割以上を占めた。

  1. 引き合い件数は、前年比で「良かった」が67%に達した。2月の結果では58%だったことから、9ポイント上昇している。
  2. 受注件数も前年比で「良かった」が67%で、前月の結果から15ポイントも上昇している。
  3. 売り上げは前年比、前月比とも「良かった」が67%となった。売り上げの前年比の推移を見ると、昨年10月65%、11月72%、12月60%、1月56%、2月45%となっている。
  4. 単価は唯一、前年比で「良かった」が46%と半数割れとなり、「悪かった」(「悪かった」「とても悪かった」)の合算も24%を占めた。増税前キャンペーンによる値下げが単価の減少につながったようだ。
  5. 粗利益は前年比で「良かった」が63%、前月比では50%。
  6. 利益では前年より「良かった」が前月より24ポイントも上昇した。
【調査概要】リフォーム会社33社にアンケート調査(期間4月7日~4月11日)

≪リフォーム会社の声≫

「いま、リフォームにお金を費やしやすい環境」

東陽住建 (愛知県一宮市)

 昨年後半からリフォームを希望するお客様の問い合わせがかなり増え、タウンページやホームページからの問い合わせ件数も今年以降は前年比3割アップで推移しています。もちろん消費税の駆け込み需要もありますが、リフォーム市場全体の盛り上がりを肌で感じています。

 「リフォームにならお金を費やしてもいい」という感じで、お客様からの引き合いの多さにこちらが追い付かないほど。また新築とリフォームで迷われているお客様も、最終的にはリフォームを選ばれます。一宮市近辺は50~60坪と比較的大きな家が多いのですが、同じ予算で新築だと30~35坪の家しか建ちません。また、中古住宅を取得される方は200万~300万円の基本的なリフォームだけ行う方が多いです。

 2年前から「増改築・リフォーム祭り」を2カ月に1回自社内で行っており、最近では1回あたり50~100組前後のお客様に来ていただいています。この祭りを通して、地域の方の防犯や防災の拠点になれるよう努力しています。
(トータルプロデューサー中井義也氏)

その他のリフォーム会社の声

  • 「単なる駆け込み需要。増税後の恐怖」(広島・リフォーム店)
  • 消費税アップ前の駆け込み引き合いが増えたが、契約および着工の延期が目立った(奈良・リフォーム店)
  • 2月中旬の雪害でカーポートを中心に修繕工事が相次ぎ、全体の工事物件単価を押し下げた。3月中旬以降急カーブで落ち込んだ引き合いが夏以降に戻ると住宅メーカーは見ているが、実際はどうだか注視したい(栃木・リフォーム店)
  • 雪国は3月が一番つらい(新潟・リフォーム店)
  • 2月の雪害被害によって思うような集客が叶わなかったが、結果的には3月に売り上げ予想を上回った。3月は当社が力を入れるパッシブデザインの月間受注件数が最多となった(埼玉・リフォーム店)
  • 消費税アップ前で受注、着工とも好調。ただし6月以降の動向が要注意(奈良・リフォーム店)
  • 2月のリフォームイベントでは増税に関係ない集客層を取り込めたので3月受注、4月工事にうまくつながった(山形・建設会社)
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