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カワムラ川村副社長→大鎮キムラ建設木村社長

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カワムラ 川村副社長→大鎮キムラ建設 木村社長

カワムラ 川村副社長 → 大鎮キムラ建設 木村匡紀 社長
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交友録

~第14回~
ローコスト高性能住宅に真剣に取り組む姿が素晴らしい

カワムラ 川村隆 副社長 大鎮キムラ建設 木村匡紀社長
カワムラ(北海道旭川市)
川村隆 副社長

右

大鎮キムラ建設(北海道苫小牧市)
木村匡紀 社長
《川村副社長プロフィール》
YOUトピアカワムラグループ取締役副社長、一級建築士、北方型ECO推進協議会代表、北海道大工養成塾塾長。昭和18年3月北海道旭川市生まれ。法政大学工学部建築科卒。設計事務所、ゼネコン勤務後、同48年旭川市に戻り、現会社で高性能住宅の研究、開発、普及に取り組む。趣味は絵画、信条は理屈に合った物つくり。
《木村社長プロフィール》
昭和50年7月10日生まれ、北海道苫小牧市出身。苫小牧工業高等学校を卒業後、大鎮キムラ建設へ入社。平成11年、24歳の時に代表取締役に就任。趣味はアイスホッケー、読書、レコード鑑賞、収集。信条は「素直に謙虚に常に挑戦者たれ」

 当社開発の「ノース工法」住宅を全国でフランチャイズ展開していた時期があったのですが、その時に木村社長が加盟してくれたのが知り合ったきっかけですね。

 それが12、13年前かな。当時はお父様から社長を引き継いだばかりで、まだ24、25歳と若かった。

 私どものFCに入ることも会社の新機軸の1つだったのでしょう。木村社長には、お父様がやってきた下請け工事から元請けに転換したいという強い意思があり、私が伝授する住宅性能の知識や建築資材などの仕入れルート、経営ノウハウなどを貪欲に吸収されていたことが印象深いですね。

 前向きで熱意があり真面目。生まれ育った苫小牧への郷土愛も強く、利益追求や会社を大きくするという気持ちよりも、自分が地元のために何が出来るかを基準に物事を進めるタイプです。

 苫小牧は私どもの会社がある旭川と比べ人口が半分程度。それなのに、年間80棟の住宅を手掛けるということは本当にすごいこと。大手ハウスメーカーを抑え、4年連続苫小牧で着工件数ナンバーワンとは見上げたものです。この実績を支える1つの強みに、社長の若さがあると私は思いますね。

 住宅を建てる方たちと同世代ということは、その方たちの状況や気持ちがよく理解できるということ。貯蓄の少ない若い世帯のためにローコスト住宅を追求し、なおかつ高性能仕様にとことんこだわる姿は本当に素晴らしいと思います。

 リフォーム事業にも約2年前に参入し、当社の「増改館」の苫小牧店という位置づけで、ノウハウを共有してもらっています。

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