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受注一段落、1月より良い12P減少 《景況感調査》

リフォーム産業新聞
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リフォーム市場景況感調査 ≪2014年2月リフォーム実績≫

リフォーム市場景況感調査 ≪2014年2月リフォーム実績≫

2月の景況感は、消費税増税前の駆け込み需要が依然続いた一方、売り上げに関しては前年比、前月比とも「良かった」(「とても良かった」「良かった」の合計)と回答した社が半数を下回った。

  1. 引き合い件数は、前年比で「良かった」との回答が全体の6割近くにのぼり、前月比でも半数を超えた。
  2. 受注件数は、前年より「良かった」との回答が52%となったが、「悪かった」(「とても悪かった」と「悪かった」の合計)も22%となった。また、1月の結果では前年より「良かった」が64%に上っていたことから、12ポイント減少し、駆け込み需要のピークは去ったと思われる。
  3. 売り上げは前年比、前月比ともに「良かった」の回答が半数を割った。1月の結果では前年比で「良かった」が56%に上ったが、今月はそこから11ポイントダウンしている。
  4. 単価は前年比、前月比とも「変わらない」との回答が半数以上を占めた。前年比では「良かった」が「悪かった」を7ポイント、前月比では13ポイント上回っている。
  5. 収益面でも、「良かった」が「悪かった」のポイントを引き離しており好調。人手不足で人件費が減り、利益が上がっているとの指摘もある。
【調査概要】リフォーム会社31社にアンケート調査(期間3月6日~3月14日)

≪リフォーム会社の声≫

「駆け込み続き、2月単月でも3割アップ」

イソダリフォーム(神奈川県鎌倉市)

 消費増税の駆け込み需要は、新築の方は9月でいったん区切りがつきましたが、リフォームは今年に入ってもまだまだ続きました。新築と同じ理由から、大型のリフォームを9月に駆け込みで2件受注できたので、そこだけグンと伸びたのですが、10月以降も中~小のリフォーム工事はコンスタントに好調でした。

 特別な販促活動はとくに行わず、それをやろうと思った矢先にお客様の方から途切れることなく相談が持ち込まれた感じです。そのような中でも、例年10月に行っている住設フェアを、「今回は年内中に取り込みたい」との考えから1カ月前倒しして行い、結果としてかなりうまくいきました。

 当社ではリフォームは各種万遍なく取り扱っていますが、季節要因からかここ数カ月は外壁工事が多かったですね。OBのお客様で、消費税が上がる前にやっておこうという方が多かったようです。昨年1、2月が良くなかったので、2月は前年同月比で3割アップしました。
(新倉弘一部長)

  • 増税前の駆け込み、大雪が起因となった補修工事等で活性化しているが、実際には小工事が多く、ただ忙しいだけ(埼玉・リフォーム店)
  • 引き合いが良かったのは、チラシ広告4万部配布による結果(東京・リフォーム店)
  • 消費税を考慮し、春のフェアを前倒しして実施したところ、例年よりやや多い280組が来場。少しは消費税の影響があるのか。1、2月は昨年の200%の売り上げ。3、4月も流れでこのまま行けそう(三重・住宅会社)
  • 原材料価格が上昇している(和歌山・リフォーム店)
  • 地元開催のイベントも思うほど集客できずにダウン。8月以降の工事、受注がどれほど落ちるかと思うと寒気がする(新潟・リフォーム店)
  • 増税前の駆け込みを期待していたが、雪害により2週連続でイベントが中止になって営業活動が制限され、売り上げは下がった。一方、カーポート修理依頼も殺到したため、受注はプラスマイナスゼロに(埼玉・リフォーム店)
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