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LINEでの商談は成約率向上につながる

LINEでの商談は成約率向上につながる

ジャイロコンサルティング 渋谷雄大氏
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チラシ&SNS

第12回 LINEでの商談は成約率向上につながる

今回は新しいSNSであるLINE活用について解説します。

 LINEとは一体何でしょうか?LINEは即売上につなげるためのツールとしての意味を持ちます。最新の携帯メール・携帯メルマガに近いツールと言えます。そして携帯メールと圧倒的に異なるのが、その開封率です。あるデータによると、LINEで配信すると相手は平均40分以内に開封、その開封率は80%を超えるのです。ですから、相手に確実に情報を伝達するためには効果的なツールなのです。

 ではここからは具体的なLINEの活用法を解説していきます。実際に某工務店の話を事例として紹介しましょう。某工務店ではLINE活用により月1件程度の受注を獲得しています。

◆見込客との連絡手段

 見込客との商談でLINEを使うことで商談期間の短縮と成約率の向上につながっています。理由は、返信がスピードアップすることで競合に先駆けた対応が可能となり、信頼獲得に結びつくのです。

◆イベント来場客の集客

 イベント来場客に対して行う抽選会などのイベントをLINEで実施します。LINEでは抽選クーポンを発行する機能が備わっています。ですから、抽選会などをLINEで行うことで、自然な登録を促すことで、次回以降のイベント誘致の際にLINE経由の集客につながっているとのことです。

◆OB客との連絡手段として

 既存顧客との連絡方法として、LINEを活用することでOBの関係性向上に結びついています。定期的なDMやニュースレターを郵送している企業も多いのですが、費用対効果の面では、開封率の高いLINEを使いニュースレターや小冊子を送付することで低コストで確実に読まれるツールに変身します。さらにLINEの場合、動画配信も可能であり、より訴求力の高い配信につながるのです。

 これからの集客は顧客の多様化に伴い、チラシだけではなく、SNSと組み合わせた集客手法の確立が必要不可欠です。今回の特集で、それぞれの企業に合わせた集客戦略を構築し、来るべき時代への適応を進めていってほしいと思います。

ジャイロコンサルティング 渋谷雄大

≪ Profile ≫

最年少トップセールスマンとなった後、サプリメント専門店の運営責任者として事業拡大を一手に引き受ける。その後、売らない販促コンサルタントとして営業強化、販売促進、Webコンサルを中心に売上アップの具体策を伝授。講演回数は年間150回以上。中小企業診断士。 http://facebook.com/tsydai/
ジャイロコンサルティング

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