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"洗面化粧台"市場、650億円

"洗面化粧台"市場、650億円

住宅設備建材マーケットデータ
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住宅設備建材マーケットデータ第7回 『 洗面化粧台 』 

洗面化粧台は、いまや世帯普及率が7割に達し、標準化している。リフォームへの対応と、清掃性、収納力の向上が、今後のカギとなる。

LIXIL、TOTOの2強にタカラスタンダード、パナソニックが割って入る

 洗面化粧台には、大きく分けてカウンターがあるタイプとカウンターのない洗面ボウル単体タイプがある。カウンターがあるタイプは、収納力が高く、小物などが置けるスペースもあり、女性に支持される。市場規模では、住宅事情からも洗面ボウル単体タイプが主流を占める。

 洗面化粧台市場は、新築住宅着工戸数の減少に伴い、1997年をピークに縮小傾向をたどる。リーマンショック、東北大震災をはさみ、2010年にボトム。この後は底を打ち全体としては回復基調にある。世帯普及率は2003年に50%を突破した後も順調に伸び続け、いまや7割に達し、標準化したといっていい。今後の動向としては、リフォームに対応した仕様が求められる。グレード別では、高級商品と普及商品の二極化が進行。トレンド的には、清掃性や収納力の向上がより重視されている。

 メーカー別では、LIXILが4割でトップシェア。TOTOタカラスタンダードが続く。パナソニックも上位をうかがう。

【グラフ1】市場規模推移
【グラフ1】市場規模推移
【グラフ2】普及率推移
【グラフ2】普及率推移
【グラフ3】需要形態
【グラフ3】需要形態
【グラフ4】メーカーシェア
【グラフ4】メーカーシェア
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