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「火災警報器」市場は250億円、521万台

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「火災警報器」市場は250億円、521万台

住宅設備建材マーケットデータ
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住宅設備建材マーケットデータ第14回 『 火災警報器 』 

住宅用火災警報器市場はすでに飽和し、2012年以降激減。今後は交換需要が主になる。トップシェアのパナソニックを、専業メーカー2社が追う展開。

パナソニックを、ホーチキ、能美防災が追う

 火災警報器とは、火災の際に、煙や熱を感知して音声やブザー音で知らせる警報機で、「煙感知」タイプと「熱感知」タイプの2種類がある。「煙感知」タイプは、光センサーが光を遮断したと判断した場合に警報が鳴る。「熱感知」タイプは、センサーが温度を感知すると作動して警報が鳴る。いずれもキッチンなどに設置される。

【グラフ1】鑑定数量推移 (火災警報器)
【グラフ1】鑑定数量推移

 住宅用火災警報器の設置箇所・個数等の決まりは、自治体によって異なり、東京都では全ての居室及び階段上部、キッチンへの設置を義務付けている。東京都は設置率も88.2%で全国トップ。一方で、沖縄県51.3%、山梨県53.8%と、設置率60%未満の地方もある。

 住宅用火災警報器は住宅内に複数設置されるため、市場規模は大きいものの、2008年にピークアウト後縮小の一途。2012年にはピーク時の4分の1まで激減した。市場はすでに飽和し、今後は交換需要が主になる。

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