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リスティング広告に社名を入れるのはNG

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リスティング広告に社名を入れるのはNG

アークフィール 佐々木大樹 常務取締役
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リスティング広告最前線第8回 ~曖昧、無意味、意味不明な表現を排除する~

今回は、リスティング広告の広告文を作成する際に、やってはいけないこと、良くない作成例についてお話しします。

1.曖昧な表現を排除する

 これが最も陥りやすい誤りなのですが、広告文に曖昧な表現(特に形容詞)を入れてしまうことです。
よく見かけるものでも「安心」「信頼」「豊富」「納得」「安全」「こだわり」など、枚挙にいとまがありません。

 なぜ安心できるのか、なぜ安全なのか、いくつだから豊富なのか、それぞれどれも具体的に表現することができるハズです。
前回お伝えしたように、いかに「具体的な表現」にすることができるか、それがリスティング広告の正否を大きく左右します。

2.無意味な表現を排除する

 「リフォームのことならお任せください」
 このように、「~のことなら」「~お任せください」という表現もよく見かけますが、これらのフレーズは何の意味も持たない無意味な表現です。

 この連載でも何度かお伝えしましたが、リスティング広告は文字数に制限があり、その中で2cm隣の競合企業に勝たなければなりません。
その限られた条件の中で、無意味な表現で文字数を費やしてしまうのは、もったいないと言わざるを得ません。

3.意味不明な表現を排除する

 「リフォーム専門企業アークフィール」
 このように社名をリスティング広告に盛り込んでいる広告も見かけることが多いですが、この場合「アークフィール」という弊社の企業名も、一般の方の大多数が知らない社名ですので、何の意味も持ちません。
一般の方が企業名を見て、「ああ、あの会社ね」と分かってもらえるような企業、TVCMを出稿しているレベルの企業さんであれば効果的ですが、そうでない中小企業であれば、社名や自社のオリジナルサービス名を入れても、ほとんど効果は期待できません。

 今回で広告文については終了です。次回からは、リスティング広告成功のための3つ目の要素、ランディングページについてお伝えしていきます。

アークフィール株式会社常務取締役 佐々木大樹氏

≪ Profile ≫

1982年島根県生まれ。アークフィール株式会社常務取締役WEBマーケティング事業部長。WEBサイトを活用したマーケティングで自社の新規顧客獲得を一手に担う一方で、クライアントへの集客支援コンサルティングも行っている。アークフィールで運営しているWEBサイトは20サイトを超える。
アークフィール株式会社 佐々木大樹 常務取締役

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