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ソーシャルメディアを活用して検索結果上位独占を狙う

株式会社グランドコンセプト 石川峰行 代表取締役
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SEO対策

最終回 ~『ソーシャルメディアを活用して検索結果上位独占を狙う』~

 検索エンジン最適化(SEO)のためには「サイトの内部要素」「サイトの外部要素」「サイトに対するアクセス数」の3つの要素について対策を講じる必要があります。

 今回は検索結果順位への影響力が高まっているfacebookやブログなどのソーシャルメディアを活用したアクセス数増加の施策を解説します。

 ソーシャルメディアの最も有効かつ効果的な施策としてお勧めするのが、自社サイトとは別にソーシャルメディア版自社サイトを作成、それらを複数上位表示させ、その複数の入り口から見込み客を集めて本命の自社サイトへ誘導する方法です。

 具体的な入り口には「facebookやブログなどのソーシャルメディアページ」「Google+ページ」「Googleサイト」「Twitter」「ブログ(アメブロ、はてなブログ)」などのソーシャルメディアが向いています。

 地域名を含めた複合キーワード「地域名+戸建住宅リフォーム」「地域名+マンションリフォーム」「地域名+キッチンリフォーム」などで上位表示を目指す場合には、前述ソーシャルメディアを活用することによって検索結果上位に複数表示させることが可能です。

 また、検索結果上位に複数表示させるということは、ライバルサイトを2ページ目以降に追いやることも意味します。上位に表示されていなければサイトは無いものと同じですから、この複数表示はライバルサイトの存在をも無くしてしまうインパクトがある戦略なのです。

ドメインパワーを利用した他力本願戦略

 そもそもなぜソーシャルメディアが上位表示されやすいのでしょうか。答えは非常にシンプル、これら有名なソーシャルメディア(ドメイン)には非常に強力なパワーが備わっているからです。ドメインパワーが強いとどのようなメリットがあるのか。平たく言うと、検索エンジンに対し「優先権を持てる」「融通が利く」、もっと平たく言うと「えこひいきしてもらえる」ということです。

 自社サイトではそう簡単には備えることの出来ないこの強力なドメインパワーを利用できるのであるならば、利用しない手はないというのが、この他力本願な戦略の主旨。全て無料です。

 各ドメインパワーがどの程度強力なのかは様々な指標で数値化できますが、もっとも分かりやすいのがページランクです。

ページランク

 いかに有名なソーシャルメディアのドメインパワーが強力であるか理解できたと思います。以上を理解したらあとはこのドメインパワーを借りて、ソーシャルメディア版自社サイトを作成します。

 サイト作成の要領は以前解説した「サイトの内部対策」と同様に「タイトル」「記事内のキーワード出現率」が重要となります。検索エンジンに「このソーシャルメディアは何に関する専門メディアか」を伝えるということです。

あくまで自社サイトがメーン

 やり方によっては自社サイトを持たずソーシャルメディアで代用することは可能です。しかしドメインが自己の管理下に無いこと、突然のドメイン停止や廃止など、自社でコントロールできない点をかんがみると、あくまでメーンとなるのは独自ドメインの自社サイトと位置づけ、ソーシャルメディアは付随する窓口と考えるべきでしょう。

 1つのサイトが大量に見込み客を集めることが難しくなってきました。ソーシャルメディアを活用した総力戦がこれからのウェブ集客の目指すべき姿といえます。

株式会社グランドコンセプト 代表取締役 石川峰行氏

≪ Profile ≫

毎月15から20件の新規問い合わせのある自社サイトを運営。
実践型ウェブ集客コンサルタントとしてクライアントの売り上げ向上を実現。
一級建築士。
株式会社グランドコンセプト 石川峰行 代表取締役
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