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キャンペーンページを削除してはダメ 《成功するWEBサイトとは》

有田電器情報システム 有田栄公 社長
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CMS型HP基礎講座

第24回 ~ キャンペーンや祭事ページを削除してはダメ ~

有田電器情報システム 有田栄公代表取締役 社長

≪ Profile ≫
集客と売り上げアップにつながるホームページ構築技術(PHP・SEO・CSS・MYSQL)により、帝国データバンクと業務提携。日本全国から引き合いが多い。帝国データバンク主催のWEBセミナー講師、パナソニックエコソリューションズ創研のWEBセミナー講師として、全国でセミナーを展開中。VPN構築と社内インフラ設計、アプリ開発を行う。
有田電器情報システム 代表取締役社長 有田栄公

 キャンペーンや祭事のページを設けて商品をプッシュすることはよく行われますが、正しい方法で行わなければ効果は得られません。正しい方法とは、毎回ページを新しくしたり古いページを削除したりせず、使いまわすこと。成功に裏付けられたセオリーをしっかり守れば、売り上げ増につながるのです。

やってはいけないのはページ削除や非公開

 年に1回もしくは半年に1回だけ、キャンペーンをやったり特価、祭事などを行う場合、キャンペーンや祭事ページを新しく作ることが多いと思います。このキャンペーンページは期間が過ぎると、ページを削除したり非公開にすることがありますが、これが"やってはいけないこと"の1つなのです。

 キャンペーンページ、祭事ページは同じページを必ず使いまわすこと。アドレスを変えてはいけません。

以前のキャンペーンページの内容を残したい!

 キャンペーンの履歴や一覧を公開して祭事を常にやっていることをアピールしたい!などの理由で、その都度キャンペーンページを新規で作っていませんか?

 やってはいけない大きな理由は、いつまでたってもそのページが検索にヒットしないので、受注に結びつかないからです。ページを作ることが目的ではなく、祭事があることをサイト内に追加することが目的ではなく、受注することが目的ですので、サイトが検索にヒットすればよいということではなく、そのキャンペーンページ自体が検索にヒットすることを戦略としないといけません。

 キャンペーン期間が終わったら、そのページを少し書き換えて、「今回のキャンペーンは終了しました。次回は○○月の予定です。」などと追加しておけば、ページを放置していてもまったく問題ありません。

正しいSEO対策を行い売上が前年比150%に

 それでは、実際の成功事例を挙げて説明しましょう。

 ある印刷会社さんのサイトでは、「年1回の年賀状印刷受注目的」に毎年10月に年賀状受注サイトを更新し、受注申し込みをスタートさせていました。これを1ヵ月早めて、9月から更新作業、9月の末に受注開始としました。しかし、9月からSEO対策を施しても12月ごろしか結果が反映されず、キーワード「年賀状印刷」で40位を30位にしか上げることができませんでした。よって、売り上げは前年と同じ。

 翌年、夏のお盆前から更新を始めて、SEO対策を開始。お盆過ぎに年賀状印刷受付開始。昨年の検索順位30位から始めましたので、結構楽にキーワードが10位に。お盆過ぎですから、まだだれも年賀状印刷キーワードを入力する人がいないため、大々的にサイトを年賀状印刷受付開始! として公開しても、訪れる人がいないので思い切って受付開始・公開しました。SEO対策をどんどん施し、10位以内にランクイン。

 既に受付開始していますので、受注の取りこぼしもありませんでした。結果、前年に比べて150%に。年賀状自体が足りなくなり、いろんなところに買いに走り回ったそうです。

ページ作成が目的ではない受注を獲得することが目的

 お中元サイト、お歳暮サイトも同じで、「ページは使いまわしすること」「半年前からSEO対策、更新を行うこと」「2年から3年間かけてPDCAをまわすこと」を守っていくと、費用をかけずに前年比150%を達成することができます。

 ページを作ること、サイトを更新することが目的ではなく、受注を獲得することが目的です。デザインやキャッチコピー、写真などに注力するよりも、成功に裏付けされたセオリーを守って、WEBマーケティングを実行することです。WEB上の戦略なのです。

≪今回のポイントまとめ≫

  1. ページは使いまわしする
  2. 半年前からSEO対策、更新を行う
  3. 2年から3年かけPDCA(計画・実行・点検・改善)をまわすこと

この記事の関連キーワード : CSS MYSQL PHP SEO キーワード セミナー 事例 有田電器情報システム 集客

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