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訪問数よりお問い合わせ数が重要! 《成功するWEBサイトとは》

有田電器情報システム 有田栄公 社長
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CMS型HP基礎講座

第25回 ~ゴールから辿って改善~

有田電器情報システム 有田栄公代表取締役 社長

≪ Profile ≫
集客と売り上げアップにつながるホームページ構築技術(PHP・SEO・CSS・MYSQL)により、帝国データバンクと業務提携。日本全国から引き合いが多い。帝国データバンク主催のWEBセミナー講師、パナソニックエコソリューションズ創研のWEBセミナー講師として、全国でセミナーを展開中。VPN構築と社内インフラ設計、アプリ開発を行う。
有田電器情報システム 代表取締役社長 有田栄公

今回は、お問い合わせフォーム、見積もり依頼フォームに入力する人を増やし、受注を増やしていくためにすべきことについて解説します。問い合わせ、見積もり依頼を増やすには、お客様の興味のあるページ、そしてサイトの導線を見直すことが大切です。

最初の1カ月で希望するコンバーション数決める

 今回ご紹介する方法は、お問い合わせフォームに入力してくれる人、見積り依頼フォームに入力してくれる人を増やすことに現在取り組んでいる人は、まずやってみる価値があります。

 1カ月間に希望するコンバージョン(フォームに入力して送信完了)数をまず決めます。リフォームサイトで、毎月有力なお問い合わせフォームからの相談のうち、見積もり依頼を毎月10件欲しいと決めた場合、全国成約率が約2割ですから、受注2件が見込まれます。

 コンバージョン10件が目標であれば、1パーセントルールである毎月1000人の方が、お問い合わせフォームに訪れることが必要です。

サイトの訪問数より大切なフォームからのお問い合わせ

 ここで重要なのは、サイトに毎月何人来るかではなく、お問い合わせフォームに何人来るか、コンバージョンは月に何人欲しいのかの目標を明確にして、その目標達成のために戦術を見直しながら訂正を繰り返すことです。

 お問い合わせフォームに1000人こさせたいのであれば、トップページには5000人が必要なのでしょうか?1万人必要なのでしょうか?

 それも重要なのですが、サイトに1000人訪れて、そのほとんどの人がお問い合わせフォームに来るように導線を張ると、1パーセントルールによって、10人のコンバージョンが確立されます。

送信ボタンを押したくなるワクワク感の演出が重要

 お客様はたくさんの興味があってサイトに訪れます。

  1. キッチンのリフォームを探している場合、キッチンのページに訪れるでしょう。興味がわいて、安心感が出て、お問い合わせしてみようかなーと思わせる構成
  2. 出口として、電話かお問い合わせフォームにスムーズに誘導できる導線
  3. 最後の送信ボタンまで押してくれるワクワク感が残るような構成

 この3つをアクセス分析を見ながら、どんどん作り変えていきます。これだけで二カ月ほどかかるでしょう。

 つぎに、トイレのリフォームに興味がある方が訪れたとすると

  1. トイレページを見ただけでワクワク感とイメージと安心感が与えられ
  2. 出口として、電話をかけたい!フォームに入力して連絡を待とう!と思わせ、簡単に誘導する導線
  3. 最後の送信ボタンまで一気に押したくなるようなワクワク感が残る!

 というふうにお客さんの興味があること、その作っているページすべてにおいて、つぎつぎと導線を見直していくのです。

結果を出すには1年...しかし、一度身に着ければ応用可能

 キッチン、トイレ、バス、玄関、防水、リビング、スケルトン。お客様の興味はたくさんあり、また、それぞれに対してページをすでに起こしていることでしょう。一つ一つ、導線を見直していきますから、1年間ぐらいかかります。

 しかし、トップページに1000人訪れるだけで、コンバージョンが毎月10人獲得できるサイトになるのですから、一度この戦略を身に着けると、ありとあらゆるものに応用ができますので、WEB戦略における成功率がどんどん高くなります。この戦略も実は細かい注意点が約10個ほどあり、それを忠実に行わないと結果は出ません。また、セオリーどおりのPDCAを回さないとただ闇雲に実行しただけに終わります。

 ここまで記事にしてよいものか悩みましたが、今回の戦略はかなり面白いものです。多くの実績で実証済みです。

≪今回のポイントまとめ≫

  • サイト自体の訪問数よりお問い合わせ数が重要
  • お客様の興味ごとに問い合わせしたくなる導線をつくる
  • 見直しには約1年かかるが、一度戦略を身に着ければ応用が利く
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